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Life Scienceライフサイエンス

国内最大規模の専門ファンドの活用により、創薬のための“エコシステム”を構築

私たちは、2017年2月に総額100億円の「三菱UFJライフサイエンス1号ファンド」を設立して以来、継続的にファンドを設立しています。ライフサイエンスに特化した民間ファンドの運営としては国内最大規模であり、創薬、再生医療、医療機器(デジタルヘルスを含む)などのベンチャー企業を対象に最長約12年間の期間で投資を行っています。

現在、ライフサイエンス分野では有効な治療法がない疾患を解決する「アンメット・メディカル・ニーズへの対応」が急務であり、大手製薬会社も大学及びベンチャー企業と連携するオープンイノベーションにシフトしています。医薬品の開発は、開発候補品が決定され臨床試験に至るまで2~5年の年数、5億~20億円の研究開発資金が必要です。更に臨床試験に入っても上市できる確率は10分の1と開発リスクが高く、米国では、大学・研究機関等の研究成果は、投資家が支えるベンチャー企業を経由して、製薬会社により最終の医薬品が創出される、というエコシステムが確立し、創薬の6割がベンチャー発となっています。

私たちのライフサイエンスファンドは、日本でも創薬のエコシステムを円滑に構築することを戦略として掲げています。具体的には、ベンチャー企業へのフォロワー投資だけでなく、①大学発のベンチャー企業(アカデミア創薬)への投資、②製薬会社から切り出された特定技術・疾患領域に特化したベンチャー企業(カーブアウト)への投資、③製薬会社のプロジェクトへのリスクマネーの供給(プロジェクトファイナンス)といった、創薬シーズの育成から臨床開発までの様々なステージを支援し、医薬品開発の促進につなげたいと考えています。